ストレス


現代社会はストレス社会といわれるように、人間関係や恋愛、仕事、勉強、気候の変化など、ストレスを完全に避けることはできません。

ストレスは吹き出物の原因になります。

ストレスにより神経が高ぶってくると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になり心身ともに攻撃的な状態になります。

このストレス状態が続くと、脳がストレスに対抗させるため、副腎皮質ホルモン(ストレスホルモン)を分泌させ、同時に、男性ホルモンも分泌されるようになります。

男性ホルモンの分泌は、皮脂を過剰に分泌させます。

また、副腎皮質ホルモンは、ビタミンB2の働きを抑制します。

ビタミンB2は、皮脂量をコントロールする大切な栄養素で、不足すると皮脂の過剰分泌の原因になります。

さらに、ストレスを感じると毛細血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。

そして皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)が低下することで角質が滞り、毛穴をふさぎやすくなります。

ストレスによりこのようなことが重なることで、吹き出物ができやすくなるのです。

吹き出物によって、余計にストレスを感じてしまい、なかなか吹き出物が治らないという悪循環を招くケースも多いです。